築き始めた潜像のゆくえに、詩で応えてくれたのは自画像に向かい合う、もう一つの自画像。一日は長く返ってきて、おが屑ばかりはゲゼルシャフトの歪みを止揚しながら、次の邂逅を願ってもいる。二次元化されて、名付けられたのは青い唇のミニマルミュージック。19世紀の人であっても、夢見たものは16世紀の人でもあり、届けられることのない固定の眼差しと、キルンベルガーの響き。息吹は渇いたまま新鮮さを棚に上げたまま、それまでの村の営みを埋没させることも厭わないが、俯瞰するモノローグからはあの日に聴いた水琴窟のように、応えてくれたのは探しものを一緒に探してくれる人。
posted by kotoyuugi at 08:36|
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言遊戯帖第38集
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